KDDI Office

実用と装飾が交差するオフィスデザイン

KDDIオフィスの空間演出において、壁面グラフィック、サイン、カーペット、クッションなど、視覚要素の多くを担当しました。
各扉には手描きによるピクトグラムサインを、エントランスや廊下の壁面には、ASENDADA(アセンダダ)のアーカイブデザイン “Plaid” を再構成。壁へのペイントはASENDADAの制作パートナーであるペインターが原案のタッチを忠実に再現しています。廊下の一部に敷かれたタイルカーペットには、動線や位置認識のガイドとしても機能する図案を設計しました。
ドローイングからパターン設計、仕上げのビジュアルディレクションまでを一貫して担当。
サトウアサミ個人の制作と、ASENDADAとしての視点が交差する、空間全体の印象づくりに関与したプロジェクトです。

担当領域
壁紙デザイン/手描きサイン/カーペットデザイン/サインデザイン/サイネージ用イラスト制作/フロアカラーデザイン

Client
KDDI CORPORATION

Spatial Design
ITOKI Corporation

Art Direction
Asami Sato(ASENDADA)

Year
2022

各ミーティングルームのサイン計画にも参加。フロアのカラースキームや空間ビジュアルに合わせて、環境に溶け込むサインデザインを行いました。ITOKIのプロダクトであるベージュのパーテーションとの相性にも配慮し、ミニマムなサイズながら視認性と存在感を両立させた仕上がりに。空間全体との調和を重視したグラフィック提案です。

共創空間「coen」のために、ネオンサインの描き文字(手描きロゴ)を制作。空間全体のコンセプトや周囲のマテリアルと調和するよう、カジュアルで温かみのあるタッチでデザインしました。サインのサイズ感や色味の調整は、空間設計チームと連携しながら什器とのバランスも含めて計画。環境に溶け込むネオンサインとして、空間演出に貢献しています。

KDDIオフィスの12〜14階における動線計画をイラストで示した図。各フロアを循環するように歩く動きと、歩行者のキャラクターが描かれている。空間設計コンセプト「WALK AROUND」を視覚化。

KDDIオフィスの動線を、イラストレーションでビジュアライズ。社員や来訪者が空間内で迷わず移動できるよう、わかりやすく親しみやすいタッチで可視化しました。エントランスをはじめ、各所のサイネージや掲示スペースに展開され、空間のナビゲーションとブランド演出を両立しています。

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